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イリス=シュプリエール。元人間の学者。
今はもう老いも死も捨てた神の端くれ。
とある神たる青年を蝕み壊した、悪夢のような男。
行動力に優れ、興味を抱いたことに関し
全てを解き明かそうと奔走する優秀な学者。
……そこに、良心と倫理があったなら。
かつて、数多の人間を犠牲とし己の研究を完成させている。
命を。
他者の血液から生命力を吸い取る実質的な不老不死。
それが彼の至った研究の完成形。
良心と倫理があれば選ばなかった手段であろうに、
あろうことか殺人性愛と血液性愛を併せ持ち
快楽殺人等を行っていた狂人。
今はその必要もない。
狂人ではあるが、しかし。
本人の性格は至って明るく、友好的である。
世界の全てを愛している、博愛主義者。
死ぬ度に別の世界へ移動していく。
簡単に言えば、異世界転生のそれである。
その性質は、とある青年と共にいるうちに伝染したもの。
優しく、穏やかで、誰も傷つけたくはなかった神様。
彼が、イリスが、苦しめ、傷つけ、
壊した、
狂ってしまった、かみさま。
愛していますよ、この世界のすべてを、そして貴方を。
歌いましょう、笑いましょう。
日々を楽しみましょう。
私は祈りを壊す者、
救いへの祈りを、砕く悪夢。
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